senseinomirai日記

学校の先生がみる我が子の宿題大公開 最難関中学受験 丸写しはしないでね     ☆読書感想文・自由研究公開中☆2020

野外活動作文 「八ヶ岳」750字 5年生

野外活動の思い出 

 

 ぼくが今年の野外活動で学んだことは、「協力」「思いやり」「感謝」だ。最終学年の六年生とともに、遠方の八ヶ岳へ出掛けた。迷惑を掛けないように、スムーズに活動することが目標だった。
 八ヶ岳へ到着すると早々に、カレーライス作りが始まった。今年で三度目の経験となるので順調なスタートを切ることが出来た。班のみんなで分担して、米を研ぎ、野菜を切る作業を難なくこなした。次に、火を起こし、薪で火力を調節しているその時だった。誰かが鍋の蓋を開けてしまい、火花が飛び散った。危ない危ないと思っていると、風が吹いてきて、今度は米の鍋に灰が入ってしまったのだ。こんな苦戦を経ながら、最後には絶妙なおいしさの「協力カレー」が出来上がった。
 夜の星空観察も仲間といい気分で過ごすことができて、東京の空よりも星が近く感じられたことが最高だった。
 翌朝からは、デンの創作が行われた。ぼくたちの班は、一時間半ほどで骨組みを終えることが出来た。班員が互いに思いやり、工夫したことで、全員が入って休憩出来るほどの大きさになった。一人ずつ順番に入ってみてから、みんなで入って色々な話をしたことが楽しかった。
 この日の夜のキャンプファイヤーは、今までより一番大きな規模で、普段見ることのない火の大きさに感動した。同じ仲間と見て団結力を感じた。
 あっという間に最終日の朝を迎えた。寝具の片付けも慣れた。思えば、一生懸命行った作業の後に、おいしい食事が用意されていたり、夜の活動の後に、部屋に布団が敷かれたりしていた。施設の方々が、用意してくれていたのだ。最後にこのことに気づいたということは、施設の方々は、ぼく達が自分達の活動に専念できるように、支えてくれていたということだ。このような場所での経験をさせてくれた先生と施設の方々に感謝したいと思う。